ネットイース(
09999)の音楽配信子会社、クラウドビレッジ(
09899)が24日大引け後発表した2022年1−3月期決算は、損失が1億8000万元となり、赤字が縮小した。前年同期は普通株に転換可能な優先株の評価益を13億3300万元計上していただけに、赤字が16億6500万元に膨らんでいた。同評価益などを除いた調整済み純損益(非国際会計基準)は1億5200万元の赤字となる(前年同期は2億8400万元の赤字)。
売上高は前年同期比38.6%増の20億6700万元だった。コンテンツライセンス費を抑制したことで粗利益ベースで5400万元の赤字から2億5200万元の黒字に転換した。
部門別売上高はオンライン音楽サービスが16.5%増の8億8500万元、ソーシャルエンターテインメント・サービスが61.6%増の11億8200万元。1−3月期の月間有料ユーザーはオンライン音楽サービスが3674万1700人(前年同期は2429万人)、ソーシャルエンターテインメント・サービスが118万1700人(前年同期は43万8100人)だった。
クラウドビレッジの株価は日本時間午前11時30分現在、前日比3.48%高の59.50HKドルで推移している。