2022-05-23 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:3日ぶり反落、利益確定売りが重荷 空運・クリーンエネルギー関連安い
週明け23日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3営業日ぶりに反落。前場終値は前営業日比0.47%安の3131.80ポイントだった。深セン成分指数も0.71%安の11373.36ポイントと3営業日ぶりに反落。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5327億7500万元だった。
上海総合指数は小動きで始まり、売買一巡後に下げ幅を広げた。前週末は続伸して終値が4月20日以来1カ月ぶりの高値だっただけに利益確定の売りが相場の重荷。もっとも、中国当局による景気下支え策への期待も根強く、政策措置の恩恵を受けそうな銘柄が買われ、一定の下支えとなった。
セクター別では、空運が全面安のほか、観光、風力・太陽光発電設備、電池が下落。半面、農林漁業と化学肥料、文化・カルチャー、貴金属が上昇している。
上海B株指数は0.75%安の299.86ポイントと7営業日ぶりに反落。深センB株指数は0.10%高の1082.60ポイントと5日営業日続伸した。