週明け23日の香港市場でハンセン指数は反落スタート。前週末20日にハンセン指数が大幅に反発し、約3%上昇した後とあって、利益確定売りが先行。20日のNY市場でハイテク株比率の高いナスダック総合指数が年初来安値を更新したことから、香港市場にもネット・IT株の一角に売りが波及している。
指数は日本時間午前10時39分現在、前営業日比0.36%安の20642.76ポイントで推移。個別では、ネット・IT株の阿里健康(
00241)と親会社のアリババ集団(
09988)、ネットイース(
09999)、美団(
03690)のほか、ハンセン指数構成銘柄からの除外が決まったスマホ部品メーカーの瑞声科技(
02018)が安い。ニット衣料大手の申洲国際集団(
02313)、スポーツウエアの李寧(
02331)も売られている。半面、電動工具大手の創科実業(
00669)、ネット通販大手のJDドットコム(
09618)が上昇している。