2022-05-17 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:反発、方向感欠く 自動車株や採掘株がほぼ全面高
17日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。前場終値は前日比0.29%高の3082.66ポイントだった。深セン成分指数は0.73%高の11173.91ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4969億8700万元だった。
上海総合指数は方向感を欠く値動きが目立った。中国が新型コロナウイルス封じ込めのため厳しい行動制限をかける「ゼロコロナ」政策を巡り、景気減速への懸念と規制解除後の持ち直しへの期待が入り混じった。セクター別では、自動車、採掘、バッテリー素材がほぼ全面高となったほか、半導体や太陽光発電設備も買われた。半面、建設や漢方薬、医薬品販売などが売られた。
上海B株指数は0.15%高の291.31ポイント、深センB株指数は0.26%高の1043.34ポイントだった。