2022-05-17 |
香港/企業動向/医薬・バイオ |
|
無錫薬明康徳新薬開発、第三者割当増資で海外事業資金を調達へ
新薬開発の受託会社、無錫薬明康徳新薬開発(
02359/
603259)は16日大引け後、第三者割当増資の計画を同日の取締役会で承認したと発表した。6日に開いた定時株主総会で取締役会に認められた権限に基づき、H株を最大で約7800万株(6日時点で発行済みのH株の20%)発行して6者以上の投資家に割り当てる。割当価格は発行時の株式市況を参照しつつ、ブックビルディング方式で決める。
調達資金の70%は海外事業の開拓に投じる予定(北米が35%、アジア・その他地域が35%)。ほかに15%を銀行融資などの返済、15%を運転資金に充てる。計画実施には中国証券監督管理委員会(CSRC)や香港証券取引所などの認可が必要となる。