大和証券キャピタル・マーケッツは最新リポートで、企業向けクラウドサービス・ERP大手、金蝶国際ソフト(
00268)の投資判断を「ホールド」から「アウトパフォーム」に引き上げた。クラウド業務の成長加速を見込み、2022−23年の売上高予想をそれぞれ1.5%、3%上方修正した。目標株価は26HKドルに維持している。『AAストックス』が24日伝えた。
大和は金蝶国際ソフトについて、昨年の株価パフォーマンスは中国のクラウドサービス企業の中で最も抵抗力があったと評価。ハイエンド市場の戦略成功が主因との見方を示した。一方、今年は想定を上回る大型企業からの好調なクラウド案件の受注などが株価の支援材料になると予想した。
金蝶国際ソフトの株価は日本時間午後3時53分現在、前営業日比1.06%安の23.25HKドルで推移している。