2022-01-21 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:3日続落、企業統制強化を警戒 観光関連が高い
21日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日続落。前場終値は前日比0.83%安の3525.38ポイントだった。深セン成分指数は1.13%安の14038.23ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6364億9800万元だった。
上海総合指数はマイナス圏で軟調に推移した。前日の米株安が嫌気されたほか、中国共産党の指導部が出席した中央規律検査委員会の会合で、「資本の無秩序な拡張とプラットフォームによる独占の背後にある腐敗行為の取り締まりに力を入れる」方針が示されたことを受け、企業統制の強化に対する警戒感も強まり、相場の重しとなった。セクター別では、医療器械や漢方薬、製薬、ゲームなどが売られた半面、中国の国務院(内閣に相当)が観光業振興の第14次5カ年計画(2021−25年)を公表したことを受け、観光・ホテル、航空などが買われた。酒造や石炭も高い。
上海B株指数は0.46%安の285.65ポイント、深センB株指数は0.39%安の1175.16ポイントだった。