米国での上場廃止手続きを進めているオンライン配車サービスの滴滴出行(DIDI)は、香港上場に向け、香港証券取引所(
00388)と非公式に協議を開始したもよう。ただ、滴滴出行の香港上場について、同社関係者やアナリストは「スムーズに進まず、長期間を要する可能性もある」と口を揃えた。『香港経済日報』が12日伝えた。
報道によると、香港証取の幹部は、利用者の個人情報の収集に関する法律・規定の違反を巡る滴滴出行への中国当局の調査が正式に終了することが、上場手続きを進める上で極めて重要との認識を示した。そうでなければ、事業の持続可能性に疑念があるため、上場規則を満たさない。