2022-01-04 |
香港/業界動向/不動産 |
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本土不動産株の低バリュエーションは長く続かず=シティ
シティグループは最新レポートで、カバーする中国本土系不動産デベロッパー31社の2021年12月の不動産販売成約額が前年同月比26%減少したことに触れ、減少率が11月の30%から縮小し、前月比では23%増加しており、予想を上回ったとの見方を示した。うち龍湖集団(
00960)が前年同月比で43%増、華潤置地(
01109)が16%増と年内の高水準を更新したと指摘。本土不動産株のバリュエーションが極めて低い水準にあり、この状況は長く続くことはないとした。セクタートップピックには華潤置地、龍湖集団、旭輝控股(
00884)を指定した。『AAストックス』が4日伝えた。
シティは、12月単月の販売では不動産企業の二極化が進んでいると指摘。招商局蛇口工業区控股(
001979)、禹洲集団(
01628)、龍光集団(
03380)、中国海外発展(
00688)など9社がプラス成長に転じた一方、雅居楽集団(
03383)、世茂集団(
00813)、広州富力地産(
02777)など8社は50%以上の減少になった。