2021-12-22 |
香港/マーケット/証券 |
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香港前引け:続伸、米株高を好感 23000ポイント維持
22日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は続伸。前場終値は前日比0.33%高の23047.22ポイントだった。中国企業指数は0.45%高の8178.01ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で542億4000万HKドル。
ハンセン指数は米株高の流れを引き継ぎ、高く始まった。21日のNY市場でダウ平均とナスダック総合がともに4営業日ぶりに反発し、香港の投資家も運用リスクを取りやすくなった。上海総合指数がマイナス圏に沈む場面ではハンセン指数も上げ幅を縮小したものの、始値で回復した23000ポイントを守って前場の取引を終えた。ただ、週末にクリスマス休暇を控え、商いはやや低調だった。
個別では、スポーツ用品の李寧(
02331)と安踏体育用品(
02020)、カジノ運営の銀河娯楽(
00027)とサンズ・チャイナ(
01928)が大幅に続伸。ネット株のJDドットコム(
09618)や美団(
03690)、ネットイース(
09999)も買われた。半面、中国海外発展(
00688)、華潤置地(
01109)、碧桂園(
02007)、長江実業集団(
01113)など不動産株の下げが重荷だった。バイオ医薬の薬明生物技術(
02269)は反落した。