2021-11-23 |
中国/マーケット/証券 |
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本土寄り付き:朝安後に上昇、政策支援を好感
23日の中国本土株式市場で上海総合指数は小安く寄り付いた後、プラス圏に浮上した。指数は前日まで続伸して約4週ぶり高値を付けて引けたことから利益確定売りが出やすい状況にあるが、国務院が前日に原材料価格の高騰や電力不足、新型コロナウイルス感染拡大で打撃を受けている中小企業への支援を強化する方針を示したことが買いを誘っているもよう。
指数は日本時間午前10時45分現在、前日比0.33%高の3593.78ポイントで推移している。セクター別では、電機が全面高のほか、鉄鋼や証券、酒造などが買われている。半面、風力発電設備やバッテリー素材が全面安。電池やガスもさえない。