2021-11-09 |
香港/マーケット/証券 |
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香港前引け:3日続落、朝高後にマイナス圏 「6中全会」で様子見
9日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は小幅に3日続落。前場終値は前日比0.07%安の24745.92ポイントだった。中国企業指数は0.07%安の8788.00ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で527億7000万HKドル。
ハンセン指数は高寄り後に下げへ転じると、マイナス圏に沈んで前場の取引を終えた。米株高の流れに加え、指数は前日まで続落して1カ月ぶり安値を付けて引けたことから、値ごろ感が出た銘柄を中心に買い戻しが先行した。ただ、中国共産党が11日まで第19期中央委員会第6回全体会議(6中全会)を開いていることもあり、結果を見極めたい投資家が積極的な買いを控えたもよう。
個別では不動産株の碧桂園(
02007)と光学部品メーカー大手の舜宇光学科技(
02382)が3%超安。火鍋料理チェーンの海底撈国際(
06862)やマカオカジノ株のサンズ・チャイナ(
01928)もさえない。半面、医薬品株の薬明生物技術(
02269)が8%超高。乳製品大手の中国蒙牛乳業(
02319)のほか、スポーツ用品大手の李寧(
02331)や安踏体育用品(
02020)などもしっかり。