28日の中国本土株式市場で上海総合指数は続落して始まった。積極的な買いにつながる目新しい材料が見当たらない中、米中関係の悪化などを警戒し、マイナス圏で軟調に推移している。米連邦通信委員会(FCC)は26日、チャイナ・テレコム(
601728)の米国事業免許を安全保障上の理由から取り消すと発表した上、米当局がパックス・グローバル(
00327)の米国法人を強制捜査したとも伝わった。
指数は日本時間午前10時39分現在、前日比0.52%安の3543.65ポイントで推移している。セクター別では、前日に続いて石炭株が安い。石油や航空・宇宙なども売られている。半面、酒造、通信、電子ITなどが買われている。