2021-10-26 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:小幅続伸、方向感乏しい展開 酒造・自動車などが高い
26日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅に続伸。前場終値は前日比0.08%高の3612.88ポイントだった。深セン成分指数は0.28%高の14637.02ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で7135億2400万元だった。
上海総合指数は方向感に乏しい展開。小高く寄り付いた後、序盤は高くなる場面もあったが、勢いは限られた。その後はおおむね前日終値付近でもみ合った。中国当局の政策支援に対する期待や、1−9月期業績を手がかりとした物色が相場を支える半面、前日に3600ポイントを回復し、約1カ月ぶり高値で終えた後とあって利益確定売りが上値を抑えた。
セクター別では、酒造、自動車、電力、送配電設備が高い。半面、化学肥料、造船、保険が安い。中国当局が日本の固定資産税に相当する「不動産税」」を一部の地域で試験的に導入することへの懸念から不動産、家電が続落した。
上海B株指数は0.23%高の277.33ポイント、深センB株指数は0.48%安の1180.72ポイントだった。