2021-10-12 |
香港/企業動向/不動産 |
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中国恒大集団、11日に社債3本が利払い期限 保有者は利息を受領できず
債務危機に揺れている中国不動産大手の中国恒大集団(
03333)が発行した米ドル建て社債3本は11日に利払い期限を迎えた。利払い規模は1億4800万米ドルに上る。外電によると、2022年満期・年利9.5%の社債と23年満期・年利10%の社債の保有者は、11日午後5時(現地時間)時点で利息を受領できていないことを明らかにした。期限通りに利払いを実施しなかった中国恒大集団のオフショア社債は9月以降で合わせて5本となった。『香港経済日報』が12日伝えた。
社債の利払いには30日間の猶予期間が設けられる。それまでに支払わなければ契約違反になる。報道について中国恒大集団はコメントを出していない。