連休明け4日の香港市場でハンセン指数は続落して始まった。債務問題に揺れる中国恒大集団(
03333)と傘下の恒大物業集団(
06666)が現地時間午前9時に株式取引を停止したことで、不動産市況や金融へのリスク波及が改めて意識されたもよう。半面、政策の恩恵を期待できる銘柄が物色されている。
指数は日本時間午前10時41分現在、前営業日比1.79%安の24136.71ポイントで推移。個別では、医薬品関連の石薬集団(
01093)と薬明生物技術(
02269)、阿里健康(
00241)、不動産株の龍湖集団(
00960)と碧桂園(
02007)、自動車メーカーの吉利汽車(
00175)が大幅に下げている。半面、中国インターネットサービス大手のテンセント(
00700)、カジノ運営のサンズ・チャイナ(
01928)が買われた。