2021-06-28 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:6日ぶり反落、利益確定売りや様子見ムードで
週明け28日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は6営業日ぶりに小幅反落。前場終値は前営業日比0.05%安の3605.58ポイントだった。深セン成分指数は0.98%高の15150.95ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6201億1100万元だった。
上海総合指数は前週末の米株高を好感して高く始まったが、ほどなくマイナス圏に沈むと、心理的節目の3600ポイントを下回る場面もあった。その後、節目を回復して前週末終値付近まで戻したものの、約2週ぶり高値水準とあって、利益確定の売りが相場の重しとなった。また、30日には6月の製造業購買担当景気指数(PMI)が発表される予定で、様子見ムードも広がったもよう。セクター別では、航空・空港運営、保険が全面安となったほか、石炭や銀行も売られた。半面、電力や医療が買われた。
上海B株指数は0.17%安の254.33ポイント、深センB株指数は0.02%安の1191.76ポイントだった。