『香港経済日報』は24日、電気自動車を手掛けるBYD(
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中国本土メディアは先ごろ、BYDの内部文書を引用し、同社が今年の燃料車販売を15万台と想定しており、将来のガソリン車の企画立案をすでに停止したと伝えた。「DM-iスーパーハイブリッド技術」を搭載した車両の月産能力が8万台、出荷台数が4万台に達して来年には燃料車を完全に代替すると見込んでいるという。早ければ来年には、BYDがガソリン車の製造を全て停止することになる。