2021-05-14 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:反発、楽観ムード広がる 幅広いセクターに買い
14日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。前場終値は前日比1.21%高の3471.17ポイントだった。深セン成分指数は1.52%高の14128.65ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5230億6900万元だった。
上海総合指数は高く始まった後、序盤に一時マイナス圏に沈む場面もあったものの、その後はほぼ一本調子に上げ幅を拡大した。米長期金利の上昇が一服し、13日の米株式相場が4日ぶりに反発した流れを引き継いだ。また、消費サービスなどの業界の景気回復が今後も続くとの見方から楽観ムードが広がった。セクター別では、証券、環境保護、航空・宇宙、保険などがほぼ全面高となっており、幅広いセクターで買いが優勢だった。半面、石炭や石油が売られた。
上海B株指数は0.61%高の249.21ポイント、深センB株指数は0.72%高の1153.07ポイントだった。