2021-05-13 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:反落スタート、米長期金利の上昇や中国金融統計の予想下振れを嫌気
13日の香港市場でハンセン指数は前日の米株安の流れを引き継ぎ反落して始まった。米4月消費者物価指数(CPI)の予想上振れを受けた米長期金利の上昇を嫌気し、リスク回避の動きが先行。前日に発表された中国4月の金融統計はマネーサプライM2、融資増加額、社会融資総量がいずれも市場予想を下回る結果となり、中国の金融引き締めに対する警戒感も重荷となっている。
指数は日本時間午前10時41分現在、前日比1.12%安の27915.69ポイントで推移。個別では、電動工具大手の創科実業(
00669)、ニット衣料の申洲国際集団(
02313)、民営自動車メーカーの吉利汽車(
00175)が安い。美団(
03690)、アリババ集団(
09988)、テンセント(
00700)などネット関連株も売られている。半面、乳製品大手の中国蒙牛乳業(
02319)、石油メジャーのCNOOC(
00883)、ペトロチャイナ(
00857)が上昇している。