鉄道向け電力制御システム大手の株洲中車時代電気(
03898)は12日大引け後、上海証取のハイテク企業向け市場「科創板」への上場を計画している件について、上海証取科創板上場委員会の審査を通過したことを明らかにした。
株洲中車時代電気が昨年9月に公表した計画によると、最大で新たに2億4100万株(新株発行後の発行済み株式総数の17%)を発行し、その15%相当のオーバーアロットメント・オプション(追加割当権)を設定する。また、最大で30%(オーバーアロットメント・オプション分は含まない)を戦略投資家に割り当てる方針。調達資金は軌道交通の牽引ネットワーク技術やシステムの研究開発、スマート化の重要技術やシステムの研究開発、新産業の先進技術の研究開発などに投入する。
株洲中車時代電気の12日終値は前日比2.96%高の36.50HKドル。