2021-04-30 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:4日ぶり反落、マイナス圏でもみ合う PMI予想下振れが重荷
30日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4日ぶりに反落。前場終値は前日比0.51%安の3457.09ポイントだった。深セン成分指数は0.24%高の14498.14ポイントと4日続伸。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5356億6400万元だった。
上海総合指数は終始マイナス圏でもみ合った。前日まで3日続伸した後とあって利益確定売りが出やすいほか、連休を前に持ち高調整の売りが警戒されている。寄り付き前に発表された2021年4月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が51.1となり、市場コンセンサス予想(51.7)を下回ったことも重荷となった。一方、1−3月期業績を手掛かりとした個別物色は活発だった。
セクター別では、軍需、石炭、貴金属、ソフトウエアサービスが安い。半面、製薬、医療が高い。
上海B株指数は0.30%安の249.44ポイント、深センB株指数は0.53%安の1143.21ポイントだった。