2021-04-09 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:朝高後に下げ、29000ポイント割れ
9日の香港市場でハンセン指数は高く寄り付いた直後、下げに転じた。米国の長期金利の低下と株高を受けた買いが入ったものの、利益確定売りに押されて心理的節目の29000ポイントを割り込んだ。前日の終値は3月18日以来3週間ぶりの高値だった。きょうの中国本土相場の下落も投資家心理を悪化させたもよう。
指数は日本時間午前10時48分現在、前日比0.55%安の28849.79ポイントで推移している。個別では、大型金融株の中国平安保険(
02318)や中国建設銀行(
00939)が売られ、相場の重荷となった。創科実業(
00669)と申洲国際集団(
02313)は反落している。半面、取引所運営の香港証券取引所(
00388)や香港不動産株の恒隆地産(
00101)、恒基兆業地産(
00012)が買われている。