23日の香港市場でハンセン指数は反発スタート。心理的節目の29000ポイントに乗せてスタートしたものの、その後は節目を挟んでもみ合う展開。前日の米株高や米長期金利の低下が支える半面、29000ポイント付近の売り圧力が意識されている。
指数は日本時間午前10時39分現在、前日比0.11%高の28917.31ポイントで推移。個別では、電動工具大手の創科実業(
00669)、スマートフォン部品メーカーの舜宇光学科技(
02382)や、香港地場系銘柄の新世界発展(
00017)、長江実業集団(
01113)が買われている。半面、民営自動車メーカーの吉利汽車(
00175)、本土系不動産デベロッパーの華潤置地(
01109)、豚肉大手の万洲国際(
00288)が安い。
きょう香港市場にセカンダリー上場した中国検索エンジン最大手の百度(
09888)の初値は254.00HKドルとなり、公開価格を0.8%上回った。