18日の香港市場でハンセン指数は米株高の流れを引き継ぎ続伸スタート。米連邦準備理事会(FRB)は17日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、2023年末まで現行のゼロ金利政策を続けるとの予想を示した。金融緩和の長期化が景気回復と株式市場への資金流入を後押しするとの見方から、投資家がリスク選好姿勢を強めている。
指数は日本時間午前10時35分現在、前日比1.16%高の29371.19ポイントで推移。個別では、2020年12月本決算で純利益が予想を上回ったスマートフォン部品メーカーの舜宇光学科技(
02382)が高い。医薬品受託開発の薬明生物技術(
02269)、ネット関連株のアリババ集団(
09988)、美団(
03690)が買われている。半面、電動工具大手の創科実業(
00669)、香港鉄道運営会社の香港鉄路(
00066)がさえない。