2021-03-12 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:続伸もマイナス圏での推移目立つ、電力株や石炭株買われる
12日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。前場終値は前日比0.38%高の3449.86ポイントだった。深セン成分指数は0.14%高の13885.87ポイントと3日続伸。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5078億1900万元だった。
上海総合指数は、前日の米株高を好感して小高く始まった後、ほどなくマイナス圏に沈んだ。指数は前日に2%超上昇したものの、売買代金はさほど増えておらず、引き続き投資家の慎重な姿勢が上値を重くした。ただ、政策支援が期待される銘柄や決算発表などを手がかりに買いも広がり、再びプラス圏に浮上して前場の取引を終えている。セクター別では、電力、石炭、建材などが買われる半面、保険や証券、酒造、電子IT株などが売られている。
上海B株指数は0.29%高の245.83ポイント、深センB株指数は0.22%高の1107.84ポイントだった。