2021-02-19 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:5日ぶり反落も下げ幅縮小、根強い先高観
19日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は5営業日ぶりに反落。前場終値は前日比0.32%安の3663.74ポイントだった。深セン成分指数は0.85%安の15632.64ポイントと続落。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6507億1400万元だった。
上海総合指数はほぼマイナス圏で推移した。前日の米株安が嫌気されたほか、指数は春節(旧正月)の連休を挟んで前日まで4営業日続伸し、2015年8月19日以来、約5年半ぶりの高値を付けた後とあって、利益確定の売りが相場の重しとなった。ただ、相場の先高観は根強く、前引けにかけて下げ幅を縮小した。セクター別では、ガラス、空港運営、酒造で売りが優勢だったが、建材、保険、製紙などを中心に幅広いセクターで買いが優勢だった。
上海B株指数は0.17%高の245.27ポイント、深センB株指数は0.24%高の1136.36ポイントだった。