連休明け16日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は6営業日続伸。前場終値は前営業日比1.80%高の30717.38ポイントだった。中国企業指数は1.69%高の12081.86ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で1195億6000万HKドル。
ハンセン指数は高く寄り付いた後、プラス圏で堅調に推移した。前日の米国市場はプレジデンツデーで休場だったが、欧州市場の上昇やきょうの東京市場で日経平均が連日でバブル崩壊後の高値を更新するなど、世界的な株高が好感された。また、新型コロナウイルスワクチンの普及による景気回復への期待も買いを支えた。
個別では、原油先物価格の上昇を受けてペトロチャイナ(
00857)やCNOOC(
00883)、シノペック(
00386)が大幅高。配当再開への期待からHSBC(
00005)も高い。連休中の興行収入が好調だったことを受け、アリババ・ピクチャーズ(
01060)やIMAXチャイナ(
01970)は30%超上昇した。