週明け8日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は続伸。前場終値は前営業日比0.66%高の29480.71ポイントだった。中国企業指数は0.65%高の11636.54ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で1083億6000万HKドル。
ハンセン指数は高く寄り付いた。米追加経済対策の成立期待を受けた前週末の米株高の流れを引き継ぎ、買いが先行した。本土市場で上海総合指数が中盤以降に上げ幅を拡大したことも安心感につながった。もっとも、上昇率が1%を超える水準では伸び悩み、春節(旧正月)連休を前に上値追いの動きは限られた。
個別では、マカオカジノの銀河娯楽(
00027)が大幅に続伸したほか、ニット衣料大手の申洲国際集団(
02313)、本土系不動産デベロッパーの華潤置地(
01109)、中国海外発展(
00688)が高い。半面、乳製品メーカーの中国蒙牛乳業(
02319)、豚肉大手の万洲国際(
00288)が下げた。5日に上場した短編動画プラットフォームの運営会社、快手科技(
01024)は300HKドルの大台を割り込み、前営業日比3.27%安の290.20HKドルで前場の取引を終えた。