『AAストックス』が外電を引用して伝えたところによると、アリババ集団(
09988)傘下のアント・グループは消費者信用データ事業を分離するもよう。今回の再編でアント・グループは金融持ち株会社となり、2年以内に株式新規公開(IPO)の再開を目指す。
金融持ち株会社に再編したアント・グループは、決済、技術サービス、エクイティ投資に専念する。当局の監督管理を受け、中国人民銀行(中央銀行)から金融持ち株会社の事業ライセンスを取得する見込み。再編を経てIPOの認可が下りる可能性があるが、バリュエーションはフィンテック企業より低くなるとみられる。
一方、分離された消費者信用データ事業は独立運営となり、金融持ち株会社の連結対象にならない。ただ、具体的なプランは確定していないという。
今回の報道に対し、アント・グループはコメントを差し控えた。