2021-01-20 |
中国/マーケット/証券 |
|
本土前引け:小反発、自動車株に買い 3600ポイント近くでは高値警戒
20日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。前場終値は前日比0.01%高の3566.67ポイントだった。深セン成分指数も0.88%高の15136.68ポイントと反発。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5784億8000万元だった。
上海総合指数は小安く寄り付いたものの、序盤に切り返した。中国人民銀行(中央銀行)が緩和に傾いた金融政策スタンスを維持するとの見方が根強いほか、中国景気の堅調な回復を示す指標が投資家心理を支えたもよう。もっとも、前日に続いて心理的節目の3600ポイントに迫る水準では高値警戒感が広がり、指数は急激に上げ幅を縮小して前場の取引を終えた。
セクター別では、自動車と運輸設備、鉄鋼、医療が上げた。半面、保険が全面安となったほか、不動産、製紙、銀行が下げた。
上海B株指数は0.45%高の251.17ポイント、深センB株指数は0.59%高の1092.94ポイントと反発した。