2020-12-31 |
香港/企業動向/電力・ガス |
|
保利協キン能源、太陽光発電子会社の持ち分51%を譲渡
太陽電池原材料の世界最大手、保利協キン能源(
03800)は30日大引け後、太陽光発電子会社の霍城県図開新能源科技開発の出資持ち分51%を中国核工業集団傘下の湖南新華水利電力に譲渡すると発表した。譲渡価格は4000万元で、保利協キン能源が受け取る現金は税金と手数料を除く純額で7000万元を見込む(債務返済と配当の支払いを含む)。また、霍城県図開新能源科技開発が今回取得する持ち分を一定条件の下で保利協キン能源に売り戻す権利(プットオプション)を持つことで合意した。
現時点で霍城県図開新能源科技開発は中国で太陽光発電所1カ所を運営する。送電網に接続する発電容量は30メガワット(MW)。2019年12月期の税引き後利益は834万元、20年6月末時点の純資産は7355万元。発行済み株式の49%を保利協キン能源の子会社である江蘇振発新能源科技発展が保有している。