2020-12-31 |
香港/企業動向/電子・IT |
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中国当局、アリババ「天猫」など3社に罰金 不当な価格操作
中国の独占禁止法などを管轄する国家市場監督管理総局は30日、アリババ集団(
09988)、JDドット・コム(
09618)、テンセント(
00700)の傘下ネット通販業者3社にそれぞれ50万元の罰金を科すと発表した。中国で独身の日とされる11月11日(双十一)に行われた大規模セールの前後に消費者の苦情が増えた問題を調査したところ、自社販売業務で不当な価格操作が見つかり、価格法に基づいて処罰を決めた。
罰金を科されたのは、JDドット・コムの「京東商城」を運営する北京京東世紀信息技術有限公司、アリババ集団の「天猫(Tモール)」を運営する杭州昊超電子商務有限公司、テンセントが出資する「唯品会(vip.com)」の広州唯品会電子商務有限公司。
関連銘柄の30日終値は次の通り。
■アリババ集団(
09988):236.20HKドル(前日比6.40%高)
■JDドット・コム(
09618):337.80HKドル(同4.91%高)
■テンセント(
00700):559.50HKドル(同5.47%高)