2020-12-03 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:小幅続落、素材株に売り 3400ポイントが下値支持
3日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅に続落。前場終値は前日比0.09%安の3446.19ポイントだった。深セン成分指数は0.15%高の13982.34ポイントと3日続伸。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5126億9100万元だった。
上海総合指数は小安く推移して前場の取引を終えた。新たな買い材料に乏しいなか、目先の利益を確定する売りが前日に続いて先行した。ただ、人民元の対米ドル相場の上昇を受けて海外資金の流入期待が広がり、下値は堅い。心理的節目の3400ポイントに近い水準では買い戻しが入り、下げ幅を縮小した。セクター別では、非鉄金属や石炭、貴金属などが売られる半面、石油、医療・医薬品、銀行などが買われている。
上海B株指数は0.31%高の242.52ポイントと3日続伸。深センB株指数は0.59%安の1049.65ポイントと続落した。