2020-11-27 |
香港/マーケット/証券 |
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【相場見通し】反落か、ハンセン指数5連騰後の利益確定売りで
27日の香港市場でハンセン指数は反落か。前日までの5連騰で約9か月ぶりの高値圏にあるだけに、世界的な新型コロナウイルスの再拡大が止まらないなかで投資家が利益確定の売りを出しそうだ。前日の米国市場が感謝祭で休場だったこともあり、新たな買い材料は乏しい。
もっとも、相場の下値は堅いと予想する。新型コロナのワクチン開発や、主要国での経済対策と低金利環境の継続に対する期待が強い。ハンセン指数の10日移動平均(日大引け時点で26487ポイント)が下値のメドとして意識されるだろう。決算発表や業績見通しを受けた個別物色が引き続き活発になりそうだ。きょうは都市ガスの中国ガス(
00384)が2020年9月決算を発表する。