24日の香港市場は小動きで始まった。英米の製薬会社による新型コロナウイルスのワクチン開発の進展が相次いで伝わり、前日の米株式相場が上昇した流れを引き継ぐ一方、香港の新型コロナ感染再拡大が警戒されている。
指数は日本時間午前10時37分現在、前日比0.25%安の26419.37ポイントで推移している。個別では、中国石油メジャーのCNOOC(
00883)、シノペック(
00386)、ペトロチャイナ(
00857)がそろって続伸。23日のNY市場での原油先物相場の上昇が材料となった。中国インターネットサービス大手のアリババ集団(
09988)、自動車メーカーの吉利汽車(
00175)も買われている。半面、中国4大商業銀行の中国工商銀行(
01398)と中国建設銀行(
00939)、不動産デベロッパーの華潤置地(
01109)が下げている。