2020-11-10 |
中国/マーケット/証券 |
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本土寄り付き:小動き、米株高を好感も利益確定売りが重し
10日の中国本土株式市場で上海総合指数は続伸して始まったが、上げ幅を縮小し、小動きとなっている。前日の米株高が好感される一方、指数は前日に約2カ月ぶり高値を付けた後とあって、利益確定の売りが相場の重しとなっているもよう。また、寄り付きと同時に発表された10月の消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(工業製品出荷価格:PPI)が市場予想よりも悪い結果となったことが嫌気されている。
指数は日本時間午前10時44分現在、前日比0.08%高の3376.39ポイントで推移している。セクター別では、航空・空港運営、銀行、保険が全面高となっているほか、観光、石油も買われている。半面、貴金属や電子部品が売られている。