2020-11-10 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:続伸スタート、米株高とコロナワクチン開発を好感
10日の香港市場でハンセン指数は続伸して始まった。前日の米株式相場の上昇を好感する買いが先行している。米ファイザーが9日、独ビオンテックと共同開発している新型コロナワクチンの第3相臨床試験で90%以上の有効性を確認できたと発表したことで、経済活動の正常化に期待する買いが入ったもよう。
指数は日本時間午前10時40分現在、前日比1.07%高の26294.08ポイントで推移している。個別では、国際金融銘柄のHSBC(
00005)とAIAグループ(
01299)、カジノ株の銀河娯楽(
00027)とサンズ・チャイナ(
01928)が大幅に上昇。中国石油メジャーのCNOOC(
00883)とシノペック(
00386)、ペトロチャイナ(
00857)は軒並み高となっている。半面、ハイテク株の舜宇光学科技(
02382)、小米集団(
01810)、アリババ集団(
09988)、瑞声科技(
02018)、テンセント(
00700)がそろって売られている。