2020-10-23 |
中国/マーケット/証券 |
|
本土前引け:3日ぶり小反発、保険・銀行が相場支える
23日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日ぶりに小反発。前場終値は前日比0.13%高の3316.87ポイントだった。深セン成分指数は0.35%安の13349.73ポイントと3日続落。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で3740億7200万元だった。
上海総合指数は小幅続落で寄り付いたものの、その後はおおむね小高い水準でもみ合った。中国共産党の第19期中央委員会第5回全体会議(5中全会)の開幕を来週26日に控え、政策期待が相場を支える半面、様子見ムードが漂った。積極的な買い材料に乏しい中、指数はわずかながらマイナス圏に沈む場面もあったが、3310ポイント付近では下値が堅かった。
セクター別では、保険・銀行が全面高となり、指数を押し上げた。軍需関連、酒造も高い。半面、通信キャリア、繊維・アパレル、医療・製薬、家電が売られた。
上海B株指数は0.69%安の249.96ポイント、深センB株指数は0.01%安の945.90ポイントだった。