UBSは最新リポートで、中国のハイパーマーケット大手、高キン零售(
06808)の投資判断を「買い」から「中立」に引き下げたほか、目標株価も15.62HKドルから9.07HKドルに42%引き下げた。『AAストックス』が7日伝えた。
UBSは、中国本土では4月以降、消費行動が地域コミュニティーを中心とした新たな小売り形態にシフトしており、実店舗の販売は予想を上回るペースで減少していると指摘。競争激化で収益力の低下が見込まれるとし、高キン零售をアジア太平洋地区のフォーカスリストから除外した。一方、今年下期の既存店売上高は前年同期に比べ11−13%減少すると予想。2020−22年の予想EPSをそれぞれ9%、34%、40%下方修正した。
高キン零售の株価は日本時間午後0時46分現在、前日比8.85%安の7.93HKドルで推移している。