クレディ・スイスは最新リポートで、鉄道向け電力制御システム大手の株洲中車時代電気(
03898)が上海証券取引所のハイテク企業向け市場「科創板」に上場する計画を発表したことについて、SMIC(
00981)などの成功例から考えると同計画が短期的な株価起爆剤になるとの見方を示した。『AAストックス』が5日伝えた。
クレディ・スイスは、株洲中車時代電気の半導体事業が依然として初期段階にあることから、今回は分離上場ではなく、全体上場を選んだと分析。ただ、長期的にみると中国の鉄道投資関連は魅力に乏しく、半導体事業の成長も時間を要することから、株洲中車時代電気の投資判断を「アンダーパフォーム」、目標株価を23.99HKドルに据え置いた。
株洲中車時代電気の株価は日本時間午後4時29分現在、前営業日比11.0%高の28.75HKドルで推移している。