2020-09-04 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:3日続落、酒造株と鉄鋼株が全面安
4日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日続落。前場終値は前日比1.38%安の3338.14ポイントだった。深セン成分指数も1.71%安の13536.89ポイントと続落。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5245億5700万元だった。
上海総合指数は前日のNY市場の大幅下落を嫌気し、マイナス圏で軟調に推移した。中長期的には相場の先高観は根強いものの、足元で大幅な改善がみられない中、手控え姿勢が強まった。また、米国やインドとの関係悪化に対する警戒感も相場の重しとなっている。セクター別では、酒造と鉄鋼がほぼ全面安となっているほか、食品・飲料、医療、医薬が売られている。半面、電子部品や貴金属の一角が買われている。
上海B株指数は1.04%安の252.94ポイント、深センB株指数は1.98%安の939.55ポイントとともに続落した。