BofAセキュリティーズ(BofAS)は最新リポートで、テンセント(
00700)の目標株価をこれまでの612HKドルから606HKドルに引き下げた。ソーシャルメディアや広告などゲーム以外の事業による売上比率が50%を超えている状況に着目し、限界利益に影響する可能性があるとして、2020−22年予想EPSを小幅に引き下げた。投資判断は「買い」を維持している。
4−6月期業績を踏まえ、事業戦略に大きな調整はなく、同社がユーザーにマルチ機能のサービスを提供しているほか、商業化に向けてエコシステムの協業パートナーをサポートするためプラットフォームの改善を進めていると評価した。また、米国事業の売上比率は2%にとどまっていることから、米国が制裁を実施しても影響は軽微だとした。
テンセントの株価は日本時間午後4時5分現在、前日比1.34%安の513.50HKドルで推移している。