2020-08-07 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:6日ぶり反落、利益確定売りや米中関係の悪化懸念で
7日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は6営業日ぶりに反落。前場終値は前日比1.45%安の3337.43ポイントだった。深セン成分指数は2.09%安の13573.33ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で7466億1100万元だった。
上海総合指数は終始マイナス圏で推移。前日まで3週間ぶりの高値圏で推移していただけに目先の利益を確定する売りが出やすい環境。米中関係を巡り、トランプ米大統領が中国のアプリ運営会社との取引を禁じる大統領令に署名したことが伝わったことも嫌気され、売りの勢いが強まった。指数は午前の安値圏で取引を終えた。セクター別では、証券、ソフトウエア、通信、電子・IT、保険が大幅安。半面、造船や貴金属が買われた。
上海B株指数は0.79%安の239.76ポイント、深センB株指数は0.77%安の930.21ポイントだった。