2020-08-04 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:小幅に3日続伸、方向感欠く 銀行・保険株が全面高
4日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅ながら3営業日続伸。前場終値は前日比0.09%高の3371.00ポイントだった。深セン成分指数は0.58%安の13882.94ポイントと3営業日ぶりに反落。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で8735億4300万元だった。
上海総合指数は小高く寄り付いた後、前日終値を挟んで一進一退の方向感を欠く相場となった。前日発表の7月の財新製造業購買担当者景気指数(PMI)は2011年2月以来の高水準となり、景気持ち直し期待から金融株が買われた。半面、前日終値は続伸して終値が7月14日以来ほぼ3週ぶり高値を更新しただけに、利益確定売りが重荷となっている。セクター別では銀行と保険が全面高のほか、農業・水産業、製紙が上げた。一方、前日高かった軍需関連、防犯設備が反落している。通信キャリアは軒並み安。
上海B株指数は0.28%安の241.43ポイントと3営業日ぶりに反落。深センB株指数は0.20%安の938.52ポイントと7営業日ぶりに反落した。