4日の香港市場でハンセン指数は米株高の流れを引き継ぎ反発スタート。前日まで3営業日続落し、約1カ月ぶり安値を更新した後とあって、買い戻しが先行している。
指数は日本時間午前10時38分現在、前日比0.81%高の24656.54ポイントで推移している。時価総額の大きいIT大手のテンセント(
00700)、アジア生保のAIAグループ(
01299)が1%超の上昇となり、指数を押し上げている。電動工具大手の創科実業(
00669)、民営自動車メーカーの吉利汽車(
00175)や、香港不動産関連の九龍倉置業地産(
01997)などの上昇が目立つ。半面、スマホ部品メーカーの舜宇光学科技(
02382)が軟調。前日に急落したHSBC(
00005)とハンセン銀行(
00011)が小幅ながら続落している。