マッコーリーは最新リポートで、キングソフト(
03888)の目標株価を35.0HKドルから46.6HKドルへ引き上げた。投資判断は「アウトパフォーム」に維持した。マッコーリーの予測では、キングソフトが8月下旬に発表する2020年4−6月期決算で、新しいモバイルゲーム製品シリーズと、オフィスソフト「WPS」の利用料金、さらに政府との契約が業績を左右する見込み。『新浪港股』が29日伝えた。
マッコーリーは、第2四半期のWPSの1日当たり平均アクティブユーザー(DAU)は着実に増加し、前年比19%増の4450万人に達するとみている。これにより、WPS事業の収入は前年比約32%伸び、ライセンス収入とサブスクリプション収入がそれぞれ35%、48%増えると見込む。マッコーリーは、新型コロナウイルスのパンデミックの下でゲームプレーヤーの長期的な消費が増加しており、ゲーム事業のユーザー1人当たり平均収入(ARPU)は引き続き増加する可能性があるとした。第2四半期の増収率は35%に達し、第1四半期の30%を上回るとみている。
キングソフトの株価は日本時間午後4時18分現在、前日比2.89%高の39.10HKドルで推移している。