2020-07-10 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:9日ぶり反落、一時3400ポイント割れ 保険・銀行株に売り
10日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は9営業日ぶりに反落。前場終値は前日比1.05%安の3414.21ポイントだった。深セン成分指数は0.13%安の13736.42ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で1兆103億2600万元だった。
上海総合指数は終始マイナス圏で推移。約2年5カ月ぶりの高値圏まで上昇しているだけに、高値警戒の売りが強まった。香港市場から相互取引制度を通じた本土株売買もきょうは売り越しに転じている。指数は前場中盤にかけて一時、節目の3400ポイントを下回る場面もみられたが、その後はやや下げ幅を縮めた。セクター別では、保険や銀行の下落が目立ったほか、石炭、貴金属、鉄鋼などが安い。半面、酒造、医療、証券が買われた。
上海B株指数は0.75%安の243.07ポイント、深センB株指数は0.14%高の931.17ポイントだった。