2019-10-31 |
香港/企業動向/空運 |
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中国南方航空、A株とH株の第三者割当増資を計画 最大200億元超を調達へ
広州市に拠点を置く航空大手、中国南方航空(
01055/
600029)は30日大引け後、筆頭株主の中国南方航空集団を引受先にA株とH株の第三者割当増資を実施する計画を発表した。同株主にA株24億5300万株(発行済み株数の20%)、H株6億1300万株(同5%)を上限に新株を割り当て、それぞれ最大で168億元、35億HKドルを調達する。調達資金は航空機31機の購入や債務の返済に充てる予定。
資本増強によって負債比率を引き下げ、競争力の強化につながるとした。増資の実施には株主総会での承認や関連当局の認可が必要。増資が完了すれば、筆頭株主の持ち株比率は現在の50.54%から60.43%に上昇する。割当価格は基準日前直近20営業日のA株、H株を参考に設定する。