中国の国務院傘下の中国光大集団がこのほど、グループの再編を通じ、2020年の新規株式公開(IPO)を計画しているようだ。10億−30億米ドルの調達を計画しており、手続きが比較的短く済むことから、上海ではなく香港市場を選択するとみられている。JPモルガンのほか、中国国際金融(
03908)、中信証券(
06030)がアドバイザーを務め、上場させる資産のアレンジなどを行うとみられているが、3社はいずれもコメントを控えている。外電を引用する形で『明報』が10日伝えた。
中国光大集団は中国財政部と中央匯金投資有限責任公司によって設立された。傘下には中国光大銀行(
06818/
601818)、光大証券(
06178/
601788)、中国光大控股(
00165)、中国光大国際(
00257)、光大永年(
03699)、中国光大水務(
01857)など複数の上場会社を抱えている。